非常食は何日分?人数×3食×日数で出す備蓄量の目安

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「3日分」と聞いても、何食を買えばいいのか分からない。そんな悩みに、農林水産省の公式情報を食数に直して答えます。
この記事の結論
- 農林水産省は、家庭で最低3日分、できれば1週間分程度の食料品を備えることを勧めています。人数分で考えるのが望ましいともいわれています。
- 食数は「人数 × 3食 × 日数」で出せます。「3食」は編集部の換算で、公的な基準値ではありません。
- 備えは「非常食」と「日常食品」の2種類を組み合わせます。農林水産省は、普段の買い物の範囲でできるとしています。
- 回し方はローリングストック。多めに買い、古いものから食べ、食べた分を買い足します。
非常食は何日分?最低3日、できれば1週間分
農林水産省は、家庭で最低3日分、できれば1週間分程度の食料品を備えることを勧めています。同省の解説ページでは、最低3日分〜1週間分を人数分備えることが望ましいと「いわれている」と紹介し、理由として、ライフライン(電気・水道・ガスなど)の復旧に1週間以上かかることが多いこと、支援物資が3日以上届かない場合があること、物流が止まると店で買いにくいことを挙げています。地域のハザードマップを見て、2週間分など多めに備える考え方もあります。
この日数を食数にするのが次の式です。1日3食として数えるのは編集部の換算で、食数の公的な基準値としては出典を確認できていません。
人数 × 3食 × 日数例:1人で3日なら 1 × 3 × 3 = 9食、4人で7日なら 4 × 3 × 7 = 84食です。
食事に配慮が必要な人(アレルギーなど)は、少なくとも2週間分の備えを農林水産省はすすめています。同省の「要配慮者のための災害時に備えた食品ストックガイド」が参考になります。
何を備える?非常食と日常食品を組み合わせる
農林水産省は、備蓄食品を2種類に分けて説明しています。
- 非常食:主に災害時のための食品
- 日常食品:普段の食事で使い、災害時にも食べられる食品。同省が挙げる備蓄食品の例は、精米、パックご飯、缶詰、レトルト、乾物、インスタントみそ汁など
主食だけに偏らないよう、缶詰でたんぱく質を、日持ちする野菜や乾物で野菜不足を補う、と同省は示しています。
非常食を選ぶときは、調理の条件が分かれ目になります。尾西食品の2点を、公式の数値で並べます。
| 項目 | 100g尾西の白飯 | 尾西のひだまりパン プレーン |
|---|---|---|
| 保存期間 | 5年 | 5年 |
| 重さ | 0.1kg | 0.07kg |
| エネルギー | 366kcal | 257kcal |
| 販売ページ |
各メーカー公式サイトの情報をもとに作成(確認日:100g尾西の白飯 2026/10/21、尾西のひだまりパン プレーン 2026/10/22)。最新の仕様と価格は販売ページでご確認ください。
- 100g尾西の白飯:水またはお湯160mLを注いで作る。出来上がりは260g、1食366kcal。公式は5年保存と表示
- ひだまりパン プレーン:公式が「そのまま食べられる」と表示。1個70g、257kcal。保存は公式アイコンで5年保存の表示
パンはアレルゲンの表示が多いため、食物アレルギーがある人は公式ページのアレルゲン表示を先に見ます。
水は別に必要です。農林水産省は、湯せんや食器洗いの水は飲み水と別に要る、と説明しています。
ローリングストックの回し方
ローリングストックは、普段の食品を少し多めに買い置き、古いものから食べ、食べた分を買い足す方法です。農林水産省によると、費用や手間は普段の買い物の範囲で足ります。手順は4つです。
- 家にある食品を確認する
- 栄養バランスと人数・好みに合わせて量を決める
- 足りない分を買い足す
- 賞味期限の前に食べて、食べた分を補充する
5年保存の非常食も、期限の前に食べて入れ替えます。入れ替えの時期の管理は、カレンダーに書くなど家庭ごとのやり方で足ります。
向いている人・向いていない人
向いているのは、一人暮らしから家族まで、普段の買い物の延長で備えたい人です。料理をしない日でも食べられる物を足したい人にも合います。
向いていないのは、医師から食事制限を指示されている人や、食物アレルギーのある人が、一般的な備蓄の目安だけで決めることです。
注意
食事制限・アレルギー・乳幼児や高齢者の備えは、主治医と自治体の情報、各商品の公式アレルゲン表示で確認します。
食事の次は、断水時のトイレです。回数の計算は同じ型なので、簡易トイレの必要量も数えておけます。停電が長引く場合の電気は防災用のポータブル電源、調理の手段はキャンプ道具の防災活用にまとめています。


