ポータブル電源

キャンプのギア紹介:電源・照明・調理・寝具・クーラーの選び方

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この記事の目次

キャンプのギアは種類が多く、何を見て選べばよいか迷います。メーカー公式の情報をもとに、電源と主要ギアの「見る項目」を整理しました。

この記事の結論

  • ギアは「電源・調理・寝具・クーラー・照明」に分け、見る項目を決めてから選びます
  • 電源は重さ、容量、定格出力の順に見ます。必要な容量の目安(Wh)は 消費電力(W)× 時間(h)÷ 0.8 で、0.8は変換ロスを見込んだ目安です
  • カセットこんろは、イワタニが製品ページ(タフまるXG)でテント内・車内での使用を禁止しています。東京消防庁も同じ趣旨で注意しています。公式の注意を読みます
  • 寝袋は快適温度、クーラーは容量と保冷力、ランタンは明るさ(lm)を見ます

電源:重さ・容量・出力の順に決める

小さい家電だけなら、大きな容量は要りません。電気毛布は車中泊の記事、冷蔵庫は冷蔵庫の記事で計算しています。

重さを先に見ます。 1,024Whクラスは、Jackery 1000 New V3が10.6kg、Anker Solix C1000 Gen 2が11.3kg、EcoFlow DELTA 3 Plusが12.5kgで、いずれも10kgを超えます。車から設営場所まで運べるかを考えてから、容量を選びます。

重さと容量はメーカー公式の仕様

容量は式で出します(容量の計算)。計算用の仮の値で、20Wの機器を5時間なら 20 × 5 ÷ 0.8 = 125Wh です。定格出力は、同時に使う家電の消費電力の合計以上にします(定格出力の記事)。

屋外では、消費者庁(2024年8月)が高温環境下での使用を控え、衝撃を与えないよう呼びかけています。保管は買った後に困らないためにへ。

機種を並べるなら1000Whクラス比較、Jackeryは1機種の記事へ進んでください。

調理・寝具・クーラー・照明:見る項目と公式の数値

数値の例は下の表とメーカー公式の仕様
ギア公式の仕様の例(確認日 2026-10-21)
カセットこんろイワタニ タフまるXG(CB-ODX-XG):最大発熱量3.4kW、連続燃焼時間約75分、本体約2.2kg、鍋底の直径24cmまで
寝袋コールマン パフォーマーⅢ/C5:快適温度5℃以上、約1.4kg
クーラーコールマン ホイールクーラー/60QT:容量約56L、保冷力3日、約6.5kg
ランタン製品は載せません。明るさ(lm)と電源の種類を見ます

製品名は読み方の例で、順位はつけていません。型番・色が仕様と合うか、購入前に商品ページで確認してください。

  • 調理:kWは火の強さの単位で、電気のWとは別です。ボンベの本数の目安は、強火で使う合計時間(分)÷ 75 です。75分は、気温20〜25℃で強火連続のとき1本を使い切るまでの公式の実測値で、条件が違えば変わります。例:合計150分なら 150 ÷ 75 = 2本 です(計算例で、保証ではありません)。余裕をみて用意します。
  • 寝具:コールマン公式は「寝袋はキャンプ予定地の最低気温から-5℃低い温度を目安に選びましょう」と案内しています。予定地の最低気温を調べ、公式の案内に従って選びます。
  • クーラー:容量(L)で、何人で何日ぶんかを決めます。「保冷力3日」は測定条件が公式ページに書かれていないため、3日間冷たいままとは言い切れません。
  • 照明:lmは明るさの単位です。GENTOS公式ブログの考え方では、メインは1000lm前後、テーブルは400〜500lm程度、テントは100〜300lm程度です。基準ではなく目安です。電池式か充電式かも見ます。

火の道具の安全:テント内・車内・高温

使う前に確認すること

  • カセットこんろ(タフまるXG):イワタニは、この製品の製品ページで「当商品をテント内、車内では絶対に使用しないでください」としています
  • テント内のガスランタン・こんろ:東京消防庁は、テントや車内などで使うと一酸化炭素(CO)中毒や酸欠になる場合があり、屋外でも狭い空間では換気に注意するよう案内しています
  • ボンベ:東京消防庁は、直射日光のあたる車内など高温になる場所に置かないよう案内しています。捨てるときは使い切ってから、お住まいの自治体の決まりに従います
  • 携帯発電機:消費者庁は、屋外であっても自動車内やテント内で使うと屋内と同等の危険性があるとしています。排ガスの出る携帯発電機の注意です

いずれも、メーカー・自治体(消防)に確認してください。停電や避難のときの使い方はキャンプ道具を防災に活かす記事で説明します。

向く人・向かない人

  • 向いている人:これからキャンプ用品をそろえる人で、電源が必要か、どのギアのどの項目を見るかを整理したい人
  • 向いていない人:冬や雪中のキャンプ(この記事では扱いません)。大人数で電気調理を使いたい人(定格出力の記事で確認)

電源選びの全体はポータブル電源の選び方にあります。